技術顧問兼プロジェクトマネージャー H.H開発部 2005年入社
成長することのできる
環境だと感じます
プロフィール
リンクステーションの設立初期に入社以来、長年にわたり『Gettii』の開発・運用を行う。現在はこれまで培った経験・スキルを活かし、様々な業務に携わる。
ー現在の業務について
当社の主力製品である『Gettii』の改修を行う際の設計書作成やプログラミング、他の人が作成した設計書やプログラムのレビュー、協力会社様に依頼するタスクのコントロール、保守対応、プロジェクトの相談対応など、いろいろな業務を行っています。ポジション的には遊撃部隊ですね。いろいろな業務や案件に頭を突っ込んでいます。案件が安定するまで入って安定したら他の案件に移ったりしています。いろいろなチームの相談に乗ることが多いため、部全体がチームといった感覚です。幅広く関わることができるので楽しくはありますが、「終わった!」という達成感よりも、「タスクが片付いたな」という感じが強いのでそこは少し残念です。いろんなことをやりたい人にとっては、良い環境だと思います。ー入社したきっかけ
就職で悩んでいる際、知り合いのつてで当時興味があったIT業界について、リンクステーションの社員に話を聞く機会がありました。その後、テクニカルエンジニアネットワーク(現:ネットワークスペシャリスト)の資格を取得したことを報告したら、それが社長に伝わり、スカウトされました。就職で悩んでいるところを拾ってもらったという感じです。ー面白みややりがい
ITの分野では大なり小なり流行の技術ワードが沢山出てきます。一般のニュースで取り上げられるような大きなものだと「AI」、「ブロックチェーン」などがそうですね。これらの技術は最初バズワード※注)として大きく取り上げられますが、すぐに廃れてしまうものもあります。今でこそみんなに普通に使われている「クラウド」も、実用的な「IaaS」が出てくるまでは、本当に流行るのか?この流れに乗るべきなのか?と思っていました。今では無くてはならないインフラです。新しい技術が必ず長く使える技術だとは限らない、けど乗り遅れるわけにもいかない。何が使える技術なのかをアンテナを張って探し求めて、新しい技術を自分たちのサービスに適用したり、取り入れたりする過程が面白いです。ただ、成果が上がらないとツライですけど(苦笑)。また、『Gettii』は自社サービスなので、お客様の反応が直に返ってきます。直接私たち開発者に反応が来るわけではないのですが、お客様サポートセンターや営業担当などを経由して「いい機能だね」などという声を頂けたときは、苦労して作ったかいがあったと感じます。
当社で作ったシステムがSNSなどで「使いやすい」という声が上がっているのを見たときは、「やった!」と思いました。
注)「バズワード」…技術的な専門用語から引用したり、それを真似た言葉で、しばしば素人がその分野に精通しているように見せるために乱用される“それっぽい”言葉のこと。
ー大変だった・失敗したこと
会社の設立初期に入社したのですが、当時はちょうど『Gettii』を開発しはじめた時期でもあり、労働時間が長く体力的にしんどかったです。ただ、当時は会社が小さかったこともありますが、クリアしなければいけない課題・問題がシンプルだったのでそれほどストレスはなかったですね。今は、会社が大きくなり人数が増えたことや、業界の流れが激しいこともありお客様との調整が大変だと感じています。もちろん必要なことなんですが(笑)。また、失敗というか、今ならもっとうまくやれたのに、と思うことは『Gettii』の初期設計です。経験の少なかった時に『Gettii』の初期設計をしたのですが、経験を積んだ今ならもっと良いものを作れる自信があります。
あと、入社して1年くらいの時期に、大事なデータを間違って消してしまったことが記憶にはっきり残っています。その失敗を取り戻すのに何日もかかってしまいました。